COLUMN
コラム
新型コロナウイルスって言葉を初めて耳にしてから半年ほどが経った。横浜港に停泊している何とかっていう豪華客船をテレビで眺めていたときはまだ他人事だったなぁ。「まあ、大丈夫でしょ。」と。はっきり言って、ウイルスをなめていた。でも、それから世界は一変した。ヨーロッパでの感染拡大に端を発して、日本でも緊急事態宣言、学校の一斉休校、外出自粛、STAY HOMEなどなど、僕たちも生活様式を変えざるをえない環境になった。ウイルスって怖い。感染をした方やお亡くなりになられた方々にはお見舞いとご冥福をお祈りするしかない。
緊急事態宣言が出されてから居場所を閉めた。ひきこもり状態から脱して、やっとイツモノトコに来れるようになった人には申し訳ないけれど、みんなの命の方が大切だ。誰かが来ることが当たり前だった居場所に誰もいない日々が続き、僕も精神的に参った。当たり前が当たり前ではなくなることの寂しさ、辛さ・・・。そして、これがこの先も続くのかと思うと、正直気が滅入る・・・。。
自粛期間中、日本人は罰則がないにも関わらず外出を控えた。これが世界から称賛されたのだけれど。最近、僕は思う。あまり我慢はしない方がいいんじゃないだろうか、って。いや、無理に遊びに出掛けようってことではなくて、コロナ禍だから我慢しなければならないという発想ではなくて、こんな時代でも辛いものは辛いのだから、そういう人はどんどん声を上げてもいいんだよということ。他の人だって我慢してるのにとか、自分だけじゃないなんて考え方は捨ててもよくて、辛いときは「助けて。」と言おう。我慢し過ぎると具合が悪くなっちゃうから。それに、一人で家にいるとどんどん暗い気分にもなるし。と言うことで、イツモノトコを再開しています。しばらくはマスク着用とか、飲食に注意とかってなりそうだけど。いつでもおいで。