生きづらさと
生きるということ
生きづらさを肯定するって大変なことだ。
否定、自己嫌悪、人間不信…。
色んなことが同時多発的に起こる。そして、孤独を感じたりもする。
それでも生きる。誰かの助けを借りたり、誰かに思いを話したり。
それでも生きる。遠回りしながら、躓きながら。
イツモノトコはそんな『生きる』のための寄り道。
NEWSお知らせ
生きづらさを抱える若者の居場所
誰かの「生きる」を応援する場所。
元ひきこもりだったり、病気を抱えていたり、障がいがあったり、色んな人が集まる場所。
生きるってツラいときもある。社会が怖く感じるときもある。
そんなとき誰かと話すことで、少しでも心が楽になればいい。
家の外に、もう一つ安心して過ごせる場所を作れたら…。
ちょっと出掛けてみようかなと思った時に、ふらりと立ち寄れる場所を作れたら…。
そんな気持ちから居場所『イツモノトコ』は始まりました。
何か特別なことなんかしなくても、身支度をして、外の空気を吸って出掛けるだけでも素晴らしい。顔見知りになった人とお喋りしたり、本を読んだり、昼寝をしたり。
自分のペースでのんびり自由に過ごせる空間です。
利用料は無料です。
スマホやタブレットなどを持ち込んでWi-Fiをご利用いただける他、本棚にある書籍類を自由にご覧いただけます。初回ご利用時のみ事前のご予約をお願いいたします。
就労を目指したい人のための
就労準備支援事業
「働きたい気持ちはあるけど、どうしたらいいか分からない。」
新しいことを始めたり、再チャレンジするのって結構大変だったりする。
生活リズムを整えたり、自分に合った仕事のことを考えたり、履歴書を書いたりするのだって大変。
様々なワークや通所、話し合いを通して、もう一度社会参加をするための準備をお手伝いします。
●就労準備支援事業とは?
直ちに就労することが困難な方に、ご本人の状況に応じて段階的にステップアップしながら就労に向けた基礎能力を養うための機会を提供する、生活困窮者自立支援制度に基づく新潟市からの受託事業です。
定期的な通所による生活習慣の改善や、他者とのコミュニケーションを通じた社会参加能力の形成、就労に必要な実践的な知識・技能の習得など、就労に向けた『日常生活自立』『社会自立』『就労自立』のためのトレーニングの機会を提供します。
働くための準備と
トレーニング
- 01
【 就労相談/面談 】
定期的に面談を実施することによって、今後の目標設定や社会参加へ向けた準備を行います。
- 02
【 日常生活自立 】
イツモノトコに通いながら生活リズムの立て直しや他者とのコミュニケーションによって生活リズムの改善を行います。
- 03
【 社会生活自立 】
様々なワークや農業体験、小集団活動に参加をしながら社会参加を目指します。
会社見学やボランティア活動をしながら、体と心を慣らします。 - 04
【 就労自立 】
就活セミナーへの参加や就労体験などを通して、就労へ向けた具体的な活動をします。履歴書書きや面接練習などを行います。
●働く前に
準備するということーー。たとえば、ずっと仕事をしていなかったり、たとえば、長い間家にいたりすると外に出るのが億劫になる。面倒になる。自信がなくなる。そして、もう一度、社会とつながりを持とうとするのって結構大変で、それなりのパワーがいる。仕事をするなんてことが想像できなくなるってこともある。
自信を回復するのって、人が思っている以上に大変で、過酷で、辛い。「就活」とか「面接」なんて言葉も聞きたくなくなる。だから、働く一歩手前で立ち止まって、そのために準備をする。朝起きるとか、外に出るとか、誰かと話すとか。
働く前の準備ってそんな感じ。ちょっと頑張って、ちょっと休む。だいたい、そんな感じ。
通所の頻度や内容は、ご本人の状況や要望に寄り添いながら設定します。
詳しくはお問合せください。
活動例:クラフトワーク、軽作業、農作業、調理実習、パソコン練習、ボランティア活動、就労体験、面接練習など。
Leather Craft Factory
2022年7月より、『レザークラフト工房』を開設しました。
簡単な小物作り体験から、段階的に技術アップを目指します。
モノづくりに興味のある方の参加を受け付けています。
詳しくはお問合せください。
○イツモノトコレザークラフト工房は
「新潟ろうきん福祉財団のNPO等地域活動団体助成事業」の
対象事業です。
家族だけで悩まない
ひきこもり相談援助
外に何かしらの危険を感じて、家や部屋へ避難をしているだけ。
台風や雷、地震のときにみんなが安全な場所へ向かうのと同じこと。
だから、その危険を回避する方法が見つかればきっと何かが変わるはず。
一緒にその危険回避の方法を探してみませんか。
支援内容
【 個別相談 】
ご家族やご本人と面談をします。現在のお困りごと、御糧の様子などをお聞かせ頂き、これからのことを一緒に考えます。
【 ご家庭への訪問 】
ご本人の承諾を得られたら、ご自宅へ訪問します。
お困りごとや不安、これからのことなどをお話ししながら、生活のお手伝いをします。【 居場所に参加 】
居場所「イツモノトコ」に参加をして、様々なクラフトワークや他者との交流など、少しずつ外出の機会を作ります。
【 社会参加や就労を
一緒に考える 】ご本人の希望に合わせた社会参加の方法や就労などを一緒に考えます。
ボランティアや企業見学なども一緒に行きます。
ちょっと休んでるだけだよ。
だけど、休み明けがちょっとツラいのだ。
みんなの月曜日とおんなじ。内閣府の調査(2015年・若者の生活に関する調査、2018年生活状況に関する調査)では全国に115万人以上の人がひきこもり状態にあることが分かりました。人口の約1%、100人に1人。ひきこもりはご本人やご家族の力だけで解決するのはとても難しいこと。「誰に相談したらいいのか分からない。」「恥ずかしいこと。」をなくすためのお手伝いをしたいと考えています。
ご本人やご家族と一緒に考えるー。お気軽にご相談ください。
MESSAGE
メッセージ
History
沿革
2015年3月 | 任意団体 新潟ねっと を設立。 |
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2015年4月 | 西区社会福祉協議会とともに坂井輪地区公民館で月一回開催の居場所を開始。 |
2015年7月 | 現所在地(新潟市西区坂井東)に事務所開設。 居場所『イツモノトコ』オープン。 |
2015年11月 | 特定非営利活動法人 新潟ねっと に組織変更。 |
2016年1月 | 新潟県パーソナル・サポート・センター、津南町社会福祉協議会との事業連携で『イツモノトコin津南』に参画。 |
2016年3月 | 就労準備支援事業所 晴れる屋 の西区サテライトとして活動開始。 |
2017年4月 | 新潟市の委託事業である生活困窮者自立支援制度に基づく就労準備支援事業を開始。 |
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2020年4月 | 村上市『ひきこもり会議』のスーパーバイザーに就任。 |
2021年4月 | 西区社会福祉協議会と専門職の協議体『西区ひきこもりびとミーティング』の立ち上げに参画。座長に就任。 |
2022年4月 | 関川村社会福祉協議会『ひきこもり支援プロジェクトチーム会議』のスーパーバイザーに就任。 |
2022年7月 | 現所在地(新潟市西区坂井東)の事務所内にレザークラフト工房開設。 |
Staff
スタッフ
社会福祉士:第178605号
精神保健福祉士:第100884号
NPO法人新潟ねっと代表理事。うつ病による休職、離職、療養期間を経て社会福祉士を取得し、団体を設立。2017年より生活困窮者自立支援制度の就労準備支援事業で日々相談援助に従事している。2021年には西区ひきこもりびとミーティング座長に就任し、その他複数の自治体におけるひきこもり支援プロジェクトでアドバイザーを務めるなど、各地域でのひきこもり支援組織の立ち上げや新しい社会資源の開発に取り組んでいる。また、県内各地でひきこもりの支援と理解についての講演活動を行っている。
社会福祉士:第194026号
NPO法人新潟ねっと理事。長らく建築士として住宅設計の仕事に携わるも、2013年に線維筋痛症という病気を発症し離職。リハビリ・療養期間中に団体設立を迎え、生きづらさを抱える若者の居場所『イツモノトコ』の運営に努める。その後、社会福祉士を取得し、ひきこもり支援に従事するとともに、2017年からは就労準備支援事業において就労を目指す人たちへの相談援助を行っている。また、各事業のご利用者を対象とする様々なイベント、体験プログラムなどの企画・運営に取り組んでいる。
COLUMN
コラム
ACCESS
アクセス
特定非営利活動法人 新潟ねっと
〒950-2041 新潟市西区坂井東3-3-29
025-268-6514
niigata.net@gmail.com
交通アクセス
○JR越後線 「寺尾駅」から徒歩13分くらい
○バス大堀線 「坂井東三丁目」から徒歩3分くらい
○バス寺尾線 「寺尾駅前通」から徒歩7分くらい
○新潟西バイパス(国道116号線) 「亀貝IC」から車で6分くらい
※駐車スペースについてはお問合せください。